悪いところからいうと
Davidさまが終始ぼさぼさヘア
Davidの演技が下手だからかカットやアングルが変だし、ほとんど出演していない。
長い話を短くしなくてはならないのだろうけど、話の展開が早くシーンが短く、話が移った背景やその苦しみや悲しみがあまり伝わってこない。登場人物のかかわりや誰が誰なのかもよくわからない。あまり感情が入らない。
天才バイオリニスト、ニコロ・パガニーニの実話を映画化したかったんだけれども、
よっぽど好きで詳しくて、歴史的背景などを理解している人がみないと、移入できません。
またDavidの品質を損なわないように、悪い役を演じさせて収録されるのには無理があったかな。ファンはそういう側面も見たかったと思うけど、合ってなかった。
後半。
ここからやっと映画らしくなってきました。
Davidの演奏はうまいですね、はい。鳥肌ものです。
1830年イタリアからタイムスリップしてきたのではないかというくらいの才能です。
バイオリン弾いてみたくなっちゃいます。
Davidは日本に演奏しにこないのかなー
ギター弾かせたらどうなるんだろう?
ベートーベンの演奏会は、オーディエンスが狂ってしまい、
終了後は警察沙汰だったようです。
ニコロもきっとそうだったのでしょう。
なんだかぱっとしない感想になってしまいましたが
お好きな方はお好きだと思います。
おすすめ度★★★
パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト
次回は「Sing/シング」です。
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