ランニングマシーンのボタンの操作に手間取っていた彼に
おそらく、何も聞かれていないのに、両脇のマシーンランナーが、声をかけていた。
左のランナーは自分のマシーンから腕を伸ばし「このボタンを押せばいい」ようなことを言っていた。
それでもマシーンはスタートしなかった。
右のランナーは目が悪いのか、眼鏡をかけ、自分がずっこけそうになってまで、上半身をマシーンに傾け
「このボタンだ」のようなことを言っていた。
なんだか、
日本に、東京に、こういう光景が残ってて、
なんだか安心した。
ランニングマシーンのボタンの操作に手間取っていた彼に
おそらく、何も聞かれていないのに、両脇のマシーンランナーが、声をかけていた。
左のランナーは自分のマシーンから腕を伸ばし「このボタンを押せばいい」ようなことを言っていた。
それでもマシーンはスタートしなかった。
右のランナーは目が悪いのか、眼鏡をかけ、自分がずっこけそうになってまで、上半身をマシーンに傾け
「このボタンだ」のようなことを言っていた。
なんだか、
日本に、東京に、こういう光景が残ってて、
なんだか安心した。